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ウォークインパントリー、広さだけでは語れない「収納量の目安と設計のコツ」

25.10.25

 

 

①まずは「どれだけ入れたいか」を把握しよう

ウォークインパントリーの収納量を語るには、「何を」「どれくらい」収納したいかを最初に明確にすることが大事です。調味料から非常食、飲料、調理家電、季節用品までをリストアップしてみてください。その結果から、棚1枚あたりに必要な奥行き・幅・高さを逆算できます。
たとえば、造作棚を設ける場合、A4ファイルボックスを縦横置きできるよう、奥行き30〜35cm を基本にしつつ、ホットプレートなど大きなものは 奥行き45cm を取るのが実用的という目安もあります。

 


 

②一般的なウォークインパントリーの広さ目安

収納量と合わせて考えたいのがパントリーの広さ。一般にウォークインタイプは 1畳~2畳(約1.65〜3.3㎡)程度が標準的な規模とされています。
この広さを確保すると、人が中を歩きながらものを取り出すための通路幅60cm前後(理想は75cmほど) を確保でき、収納+動線のバランスを保ちやすくなります。

 


 

③「収納率」としての目安を使いすぎない

注文住宅を設計する際、「収納率」(延べ床面積に対する収納スペースの比率)を参考にすることがあります。一般的には 10〜15%程度 を目安にするという声も多いです。
ただし、この数字だけに頼ると、通路スペースや棚の奥行き、実際に使うものの出し入れしやすさを無視した設計になってしまうことがあります。
なので、収納率を「まず見る目安」としておき、実際の持ち物の寸法や必要量から設計を調整するのが失敗しないコツです。

 


 

まとめ:このコラムで伝えたい攻略法

ウォークインパントリーの収納量を概算するには、まず 収納する物の量と大きさを洗い出すこと がスタート地点。そのうえで標準的な広さ(1〜2畳)や通路幅(60〜75cm程度)を目安に設計します。しかし、収納率という数字に頼りすぎず、実際の使い勝手をベースに調整を。
この流れでプランを進めれば、注文住宅で “収納足りない!” と後悔することがぐっと少なくなるはずです。

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